Lステップとは?できること・使い方を解説

登録者数の急増やタクシーCMやテレビ番組でも取り上げられるなど、何かと話題となっているLステップ。

「日頃よく見るビジネス系YouTuberがLステップのCMに出演していて驚いた」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

LステップはLineを利用した新たな集客サービス手法です。

とはいえ、Lステップがどのようなサービスなのか?Lステップを使えばどのような事ができるのか?という点をご存じない方も多いことでしょう。

この記事では、Lステップの導入によってできることや、導入するにあたって注意するべき点について解説していきます!

Lステップとは?導入によってできることを解説

Lステップは新たな集客ツールであるため、Lステップを使ってどのようなことができるのかをイメージできない方が少なくありません。

最初に、主な5つの機能を解説します。

シナリオ配信

シナリオ配信機能とは、全ての登録者に対して同じ内容の文面を送信できる機能です。

登録者に同時配信する機能といえばメルマガを連想する方が多いのではないでしょうか?

メルマガは一斉同時配信であるため、利用者が登録した以前の配信を機械的に送信することはできません。配信済みのメールを読んでいただくためには、バックナンバーのデータにユーザー自身でアクセスしてもらう必要があります。

一方、Lステップではユーザーが登録したタイミングに関係なく、最初の配信から段階的に送信することが可能です。

回答フォーム

Lステップには、回答フォーム機能が搭載されています。

回答フォーム機能を活用することで友だち登録をした方に向けたアンケートや予約フォームを作成することが可能です。

カスタムCSSの使用によりデザイン性の高いアンケートフォームを作成したり、ブログのように長文を記載した記事を書くことも可能です。

自動応答

Lステップでは、登録者に対する質問に対しても自動応答する機能も搭載されています。

あらかじめ条件を設定しておくことで、登録者が特定のキーワードを送信したときに、キーワードに対応したさまざまなアクションをとることが可能です。

例えば以下の使い方があります。

  1. 「クーポン」とユーザーに送信するようにアナウンスする
  2. ユーザーに「クーポン」と入力をしてもらう
  3. 登録者限定クーポンを発行する

対応を自動化できるという点で非常に便利な機能です。

セグメント配信

アンケートなどから収集した情報を参照し、特定の属性を持つ人だけに配信を行うことが可能です。

セグメント配信機能を利用すると、性別・居住地域・年代など条件に合致したユーザーにのみ効率よく情報を配信できます。

雪面と配信により、配信数を節約できることや興味関心の薄い情報を配信してユーザーからブロックされるのを防止することなどの効果を期待できます。

流入経路分析(プロプラン以上で利用可能)

Lステップを利用することで、配信の効果測定をすることも可能です。

流入経路別にURLを発行し、どの媒体から流入した顧客なのかを分析することができます。この機能を使うことにより成約率の高い媒体を特定したり、逆に効果の薄い媒体を特定したりすることで効率的に広告費を分配することも可能となります。

実店舗にQRコードを設置することで来店回数を特定したり、来店ごとに特典のポイントを付与したりすることもでき、運用にはプロプランが必要となるものの様々な場面で活躍する機能です。

Lステップの月額料金

Lステップには複数の料金プランが設定されています。

プラン名 スタートプラン スタンダードプラン プロプラン
初月料金(*1) 0円 0円 0円
スポットコンサル(*2) 1回無料 1回無料 1回無料
リッチ画像 無料プレゼント(*3) 無料プレゼント 無料プレゼント
月契約(税込) 定価5,000円/月 2,980円/月 21,780円/月 32,780円/月
月間配信数 ~1,000通 ~15,000通 ~45,000通 (*)

Lステップにはスタートプラン(月額2980円)、スタンダードプラン(月額21780円)、プロプラン(月額32780円)の3種の基本プランと大量送信プランに分かれており、プランによって利用できる機能が異なります。

プラン名 スタートプラン スタンダードプラン プロプラン 機能 機能 チャット (旧1対1トーク) ○ ○ ○ 機能 個別トーク ○ ○ ○ 機能 シナリオ配信 (セグメント配信) ○ ○ ○ 機能 一斉配信 (セグメント配信) ○ ○ ○ 機能 キーワード応答 ○ ○ ○ 機能 テンプレート ○ ○ ○ 機能 回答フォーム ○ ○ ○ 機能 リマインダ配信 ○ ○ ○ 機能 タグ管理 ○ ○ ○ 機能 友だち情報欄管理 ○ ○ ○ 機能 カスタム検索管理 ○ ○ ○ 機能 予約管理 ○ ○ ○ 機能 アクション管理 ○ *スケジュール実行なし ○ *スケジュール実行なし ○ 機能 データ移行 ○ ○ ○ 機能 URLクリック測定 - ○ ○ 機能 コンバージョン - ○ ○ 機能 サイトスクリプト - ○ ○ 機能 リッチメニュー - ○ ○ 機能 クロス分析 - - ○ 機能 流入経路分析 - - ○ 機能 スタッフ権限設定 - - ○

初めの1ヶ月は大量送信プランも含めた全てのプランで無料でのお試し利用が可能です。

注意点は、LINE公式アカウント側でも別途利用料金が必要となる点ことです。

Lステップの導入方法

機能が豊富であるにも関わらず、Lステップの登録はとても手軽です。

Lステップを導入したいLINE公式アカウントを用意した上でLステップを契約し、案内に従ってアカウント同士の紐付けをおこないます。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. Lステップのホームページ(https://linestep.jp/lp/01/order.html)にアクセスをする
  2. 申込プランを選択する
  3. アカウント情報を入力する

そのほか、Lステップユーザーの登録やLINEログインチャンネルの設定まで、基本的に指示に沿って登録をすれば登録が完了します。

Lステップ導入時の注意点

Lステップを導入するにあたり、注意が必要な点があります。

以下をよくご確認の上、利用目的に合ったプランや利用期間をご検討ください。

プランのダウングレードができない

Lステップでは、現在契約しているプランよりも下のプランへ下げることはできません(プランのアップグレードはいつでも可能です)。

ステップメールでは、配信数や利用できる機能によってプランが設定されているため、契約時に適したプランを選ぶことが重要です。

想定される配信数や利用したい機能を吟味し、利用プランを決めましょう。

解約できない期間がある

無料期間を過ぎてから3ヶ月間はLステップを解約することができません。

無料期間内であればすぐに解約が可能ですが、最初の1ヶ月を過ぎてしまうと3ヶ月経つまでは解約ができない期間となります。

長期にわたりLステップを活用する予定であれば問題ありませんが、お試しで無料プランを契約した方は解約忘れに注意しましょう。

無料プランから有料プランに変更したときに友だちが0になる

既に友だちがいる状態のLINE公式アカウントをLステップと連携した場合でも、Lステップでの友だちが0人と表示されます。

これはLステップを連携したことにより友だち登録が一斉に解除された訳ではなく、LINE公式アカウントに登録していた既存の友だちをLステップ側で認識できていないため、見かけ上0人になったように見えている状況です。

Lステップを導入した後に友だちの方からメッセージやスタンプを送ってもらったりリッチメニューを押してもらったりすることでLステップ側でも認識できるようになるので、LINE公式アカウントから呼びかけを行うなどして友だち側に上記の行動を促しましょう。

Lステップの使い方・活用法

Lステップと特に相性がいいのはコンテンツマーケティングです。

LステップはLINEを使った集客ツールですが、LINEはメールやほかのSNSなどと比較すると開封率が高いという特徴があります。また、登録のタイミングにかかわらず同じ文面の内容を配信できるため、段階的にユーザーの購買意欲を高めることが可能です。

アンケートやセグメント機能などを活用すれば、コンテンツマーケティングが得意とするユーザーのニーズを拾い上げたり、個々のニーズに合わせた情報配信をすることもできます。

こうしてLステップによって個別に情報を配信しつつ、多くのユーザーが抱えている悩みやニーズについてはブログなどのコンテンツにて発信すれば、既存顧客と同じ悩みをかかえるユーザーにアプローチすることができるのです。

ユーザーニーズの洗い出しという点では、ツールを使用してGoogleの検索ニーズを推測する方法が主流でした。しかし、Lステップを利用することで、より精度の高いユーザーニーズにアプローチすることができます。

まとめ

本記事ではLステップの機能や導入にあたって注意するべき点、活用方法について取り上げました。Lステップのそれぞれの機能は単純なものですが、これらを組み合わせることによって多彩な機能を持たせられ、業務の効率化や売上の拡大に貢献することが可能です。

まだ利用したことがない方も、これを機にLステップの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

また、ユーザーニーズの抽出については、Lステップだけではなくオンライン・オフライン含めたさまざまなアプローチをすることが重要です。当サイトでは、コンテンツマーケティングに利用できる各種ツールを紹介しているので、併せてチェックしていただけたら幸いです。