Excelを表計算ソフトとしてだけでなくメモ帳として使用している方は多いのではないでしょうか。

メモ帳としてのExcelは情報をセルごとに管理したり、シートごとにカテゴライズしたりできるので、メモ帳やWordにはない使い勝手のよさがあります。

この記事では、エクセルでメモ帳を作る方法や便利な使い方、さらにはエクセルを超える便利なメモアプリまで、幅広くご紹介します。

便利なメモの使い方を模索している方はぜひ参考にしてください。

目次

エクセルでメモ帳を作る方法【初心者でも簡単】

エクセルでメモ帳を作るのは、意外と簡単です。

基本的な操作を覚えれば、誰でもすぐに作成できます。

エクセルでメモ帳を作る3つのステップ

エクセルでメモ帳を造るのはそれほど難しいものではありません。

わずか、以下の3ステップで作成できます。

  1. セルに罫線を引いて枠組みを作る
  2. 入力規則で項目を設定する
  3. 条件付き書式で見やすくする

エクセルの基本操作をマスターしよう

まずは、エクセルの基本操作をマスターしましょう。

  • セルの選択、入力、編集:セルをクリックして選択し、文字や数字を入力・編集する
  • 行・列の挿入・削除:行や列を選択し、右クリックメニューから挿入・削除する
  • 罫線の種類と設定方法:「ホーム」タブの「罫線」から、さまざまな種類の罫線を設定できる
  • セル結合と解除:複数のセルを選択し、「ホーム」タブの「配置」からセル結合・解除をおこなう

これらの基本操作さえできれば、エクセルでのメモが作成できます。

【実例付き】罫線とセル結合でメモ帳の枠組みを作る

罫線とセル結合を駆使すれば、メモ帳の枠組みを簡単に作成できます。

例えば、以下のように罫線を引くことで、メモ帳の枠組みが完成します。

エクセルで罫線を引いてメモ帳の枠組みを作る

さらに、行・列の固定やセルの高さ・幅の調整を行うことで、より見やすいメモ帳を作成できます。

行・列の固定

特定の行や列を固定することで、スクロールしても見出し行や見出し列が常に表示されるようにできます。

セルの高さ・幅の調整

セルの高さや幅を調整することで、メモの内容に合わせて見やすく表示できます。

入力規則で項目を設定する

入力規則を使うと、特定の項目だけを入力できるように制限することができます。

例えば、「日付」や「曜日」、「重要度」などを設定することで、メモの整理が楽になります。

入力規則には、以下のような種類があります。

  • 日付:カレンダーから日付を選択できます。
  • 時刻:ドロップダウンリストから時刻を選択できます。
  • 数値:数値のみ入力できます。
  • リスト:あらかじめ設定したリストから項目を選択できます。

ドロップダウンリストの作成

リスト形式の入力規則を使うと、ドロップダウンリストを作成できます。

ドロップダウンリストから項目を選択することで、入力ミスを防ぎ、効率的にメモを取ることができます。

条件付き書式でメモ帳を見やすくする

条件付き書式を使うと、特定の条件を満たすセルに色分けやアイコンなどを設定できます。

例えば、「重要度」に応じて色分けしたり、「期限」が近いメモにアイコンを表示したりすることで、重要なメモを見逃すことなく管理できます。

色分け、アイコン設定

条件付き書式で色分けやアイコンを設定することで、メモの内容を視覚的に把握しやすくなります。

データバー、カラースケール

データバーやカラースケールを使うと、数値データの大小を視覚的に表現できます。

マクロで自動化機能を追加する

マクロを使うと、一連の操作を自動化することができます。

例えば、「メモの保存」や「データの入力」などを自動化することで、作業効率を大幅に向上させることができます。

マクロの記録と実行

エクセルでは、操作を記録してマクロを作成することができます。

作成したマクロを実行することで、同じ操作を繰り返す必要がなくなります。

簡単なマクロ作成

VBAエディターを使えば、より複雑なマクロを作成することもできます。

エクセルメモ帳はどこに保存する?【クラウド vs ローカル】

エクセルメモどこに保存する

エクセルメモ帳を保存する際には、「クラウド保存」と「ローカル保存」の2つの選択肢があります。

それぞれメリットとデメリットがあるので、違いを比較しながらご自分にあった方を使用しましょう。

クラウド保存のメリット・デメリット

クラウド保存とは、インターネット上のストレージサービスにファイルを保存する方法です。

代表的なクラウドストレージサービスには、以下のようなものがあります。

サービス

特徴

価格

エクセルデータを保存する場合のメリット

Google Drive

Googleアカウントがあれば無料で利用可能

Microsoft Officeとの互換性が高い

無料(15GBまで)

有料プランあり

GmailやGoogleドキュメントなど、他のGoogleサービスとの連携がスムーズ

Dropbox

シンプルなインターフェースで操作が簡単

ファイルのバージョン管理機能が充実

無料(2GBまで)

有料プランあり(サブスク)

・あらゆるデバイスからアクセス可能

・ファイルの共有が容易

高度なセキュリティ対策

ライフタイムプラン(買い切り)あり

無料(10GBまで)

有料プランあり(サブスク・買い切り)

・セキュリティ重視のユーザーにおすすめ

・大容量ファイルを保存するのに適している

クラウド保存のメリットは、どこからでもアクセスできること、複数人で共有できることなどです。

また、パソコン本体のHDDに保存する際には、データ容量を気にする必要がありますが、クラウドサービスは大容量を保存できる場合が多いです。

一方、デメリットとしては、インターネット環境が必要なこと、セキュリティリスクがあることなどが挙げられます。

ローカル保存のメリット・デメリット

ローカル保存とは、パソコン本体や外付けHDDなどにファイルを保存する方法です。

ローカル保存のメリットは、インターネット環境がなくてもアクセスできること、セキュリティリスクが低いことなどです。

一方、デメリットとしては、パソコンが故障した際にデータが失われる可能性があること、持ち運びが不便なことなどが挙げられます。

保存場所を選ぶ上での注意点

Excelのデータの保存場所を選ぶ場合、ファイルを破損させないように注意する必要があります。

ファイル破損させないようにするために重要なことは、ファイルのバックアップを取ることです。

ただし、ローカルに保存する際にはPC本体が破損するとすべてのデータが破損することがあるため、バックアップの場所に注意する必要があります。

外付けHDDやNASを使用すると、PC本体が破損してもデータを安全に管理できます。

エクセルをメモ代わりにする方法【3つのテクニック】

エクセルメモ代わりに活用する方法

エクセルは、メモ帳としてだけでなく、メモ代わりとしても活用できます。

セルに直接メモを入力する方法

セルに直接メモを入力する場合は、文字装飾や改行を駆使して見やすく整理しましょう。

また、数式や関数を活用することで、メモの内容を自動計算することもできます。

文字装飾、改行

文字装飾や改行を効果的に使うことで、メモの内容を分かりやすく整理できます。

数式、関数の活用

エクセルの数式や関数を活用することで、メモの内容を自動計算したり、データ分析に役立てたりすることができます。

コメント機能を活用する方法

コメント機能を使うと、セルに注釈を追加することができます。

コメントは、通常のセル内容とは別に表示されるため、メモとして使うのに便利です。

コメントの挿入、編集、削除

コメントの挿入、編集、削除は、右クリックメニューから簡単に行えます。

スレッド機能

コメントに返信する形でスレッドを作成することができます。

@メンション機能

特定のユーザーにコメントを通知することができます。

図形やテキストボックスを挿入する方法

図形やテキストボックスを挿入することで、メモを視覚的に強調することができます。

図形、テキストボックスの書式設定

図形やテキストボックスの色、サイズ、枠線などを変更することができます。

アニメーション効果

図形やテキストボックスにアニメーション効果を追加することができます。

エクセルと他のアプリとの連携方法

エクセルは、他のアプリと連携することで、さらに便利に活用できます。

この章では、連駅方法のやり方を一つずつ詳しく解説します。

メモ帳の内容をエクセルに貼り付ける方法

メモ帳の内容をエクセルに貼りつけるには、コピー&ペーストの機能をそのまま使用するだけでOKです。

情報が複数行にまたがる場合は、1つのセルに情報を埋め込むと見栄えが悪くなることがあるため、1つの行に入力するかを判断しましょう。

なお、セル上でダブルクリックをするとコピーした文章を一つのセル内に、単にカーソルを合わせるだけだと複数の行にまたがってペーストされます。

エクセルの内容をメモ帳に貼り付ける方法

エクセルの内容をメモ帳に貼り付けるには、同様に「コピー&ペースト」機能を使います。

選択した範囲がそのまま反映されるため、捜査方法はとてもシンプルです。

セル内の一部分だけを貼りつけしたいときには、セルをダブルクリックしたあとに、コピーしたい部分を選択してコピー&ペーストします。

Googleカレンダー、ToDoリストアプリとの連携

GoogleカレンダーやToDoリストアプリと連携することで、スケジュール管理やタスク管理を効率化できます。

連携には、IFTTTやZapierなどの連携ツールやAPI連携を利用します。

IFTTT、Zapierなどの連携ツール:IFTTTやZapierは、異なるアプリを連携させて自動化するツールです。例えば、エクセルで作成したタスクリストをGoogleカレンダーに自動登録することができます。

API連携とは、アプリケーション同士をプログラム同士でつなぐ方法です。

API連携の設定を自分で組むためには専門知識を要しますが、最近では多くのツールやサービスにてAPI連携の機能が実装されていて、簡単に連携させることができます。

API連携の機能を使用する際には、ソフトウェアの連携サービスにExcelやスプレッドシートが含まれていることを確認しましょう。

エクセルのメモ機能を使いこなそう【時短テクニック】

エクセルのメモ機能には、さまざまな時短テクニックがあります。

メモ機能の応用的な使い方

メモ機能では、ハイパーリンクや画像を挿入することもできます。

ハイパーリンク
ハイパーリンクを使うと、メモからWebサイトやファイルに簡単にアクセスできます。

画像の挿入

メモに画像を挿入することで、視覚的に分かりやすく情報を整理できます。

メモ機能を業務効率化に役立てる方法

メモ機能を業務効率化に役立てるには、ショートカットキーや関数との組み合わせ、VBAによる自動化などを活用しましょう。

ショートカットキー活用

ショートカットキーを使うことで、メモの挿入や編集を効率的に行えます。

関数との組み合わせ

関数と組み合わせることで、メモの内容を自動的に集計したり、分析したりすることができます。

VBAによる自動化

VBAを使えば、メモの自動挿入や編集など、より高度な自動化を実現できます。

エクセルを超える!おすすめのメモアプリ3選【徹底比較】

エクセルはメモ帳として便利ですが、専用のメモアプリには、エクセルにはない機能が備わっています。

ここでは、おすすめのメモアプリを3つご紹介します。

Heptabase:思考を整理し、アイデアを深堀りする

Heptabaseは、思考を整理し、アイデアを深堀りするためのメモアプリです。

マインドマップ機能を使えば、アイデアを視覚的に整理することができます。ホワイトボード機能では、自由にアイデアを書き込むことができます。もちろん、テキスト形式でメモを取ることも可能です。

さらに、メモにタグを付けて分類したり、キーワードでメモを検索したりすることもできます。他のユーザーとメモを共有することもできるので、共同作業にも役立ちます。

Heptabaseは、思考を整理しやすく、アイデアを深堀りしやすい点がメリットです。複数人で共同作業したい場合にもおすすめです。

料金プランは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは基本的な機能が使えます。より多くの機能を使いたい場合は、有料プランに加入する必要があります。

Heptabaseは、ユーザーから高い評価を得ており、多くのユーザーに愛用されています。

Amplenote:タスク管理とメモをシームレスに連携

Amplenoteは、タスク管理とメモをシームレスに連携できるメモアプリです。

タスク管理機能を使えば、タスクの進捗状況を管理することができます。メモ機能では、テキスト形式でメモを取ることができ、カレンダー機能ではスケジュールを管理することができます。

Amplenoteには、タスクの期限を通知してくれるリマインダー機能や、メモにタグを付けて分類できる機能、キーワードでメモを検索できる機能などがあります。

Amplenoteは、タスク管理とメモを効率的に連携できる点がメリットです。シンプルなインターフェースで見やすく、オフラインでも使える点も魅力です。

料金プランは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは基本的な機能が使えます。より多くの機能を使いたい場合は、有料プランに加入する必要があります。

Amplenoteは、ユーザーから高い評価を得ており、多くのユーザーに愛用されています。

Notion:多機能でカスタマイズ性の高い万能メモアプリ

Notionは、多機能でカスタマイズ性の高い万能メモアプリです。

Notionには、データを整理・管理できるデータベース機能、Webページを保存できるWebクリッピング機能、タスクの進捗状況を管理できるタスク管理機能など、さまざまな機能があります。

Notionでは、さまざまなテンプレートが用意されているため、すぐに使い始めることができます。API連携機能を使えば、他のアプリと連携することもできます。オフライン編集機能を使えば、オフラインでも編集することができます。

Notionは、多機能でさまざまな用途に使える点がメリットです。カスタマイズ性が高く、自分好みに使いこなすことができます。チームで共同作業しやすい点も魅力です。

料金プランは、無料プランと有料プランがあります。無料プランは個人利用に最適です。チーム利用の場合は、有料プランがおすすめです。

Notionは、ユーザーから高い評価を得ており、多くのユーザーに愛用されています。

エクセルとメモ帳を使い分けよう【目的別】

エクセルとメモ帳、そしてその他のメモツール。それぞれに得意な分野、不得意な分野があります。

状況に応じて使い分けることで、より効率的にメモを取ることができます。

エクセルが適しているケース

エクセルは、表計算ソフトとして開発されただけあって、数値データを扱うことに長けています。

例えば、家計簿をつけたり、売上データを管理したりする場合に便利です。

簡単なかけ算や足し算がエクセル上でできるので、メモを残しながら簡単な計算ができます。

また、関数やマクロを使えば、複雑な計算やデータ分析も可能です。

さらに、グラフ作成機能を使えば、視覚的にデータを表現することもできます。

メモ帳が適しているケース

メモ帳は、シンプルで手軽に使える点が魅力です。

ちょっとしたアイデアをメモしたり、ToDoリストを作成したりするのに最適です。

また、テキスト形式なので、他のアプリとの互換性が高い点もメリットです。

Windowsに標準搭載されているため、誰でもすぐに使える点も便利です。

その他のメモツールとの使い分け

エクセルやメモ帳以外にも、さまざまなメモツールがあります。

例えば、マインドマップツールは、アイデアを整理したり、思考を深めたりするのに役立ちます。

タスク管理ツールは、タスクの進捗状況を管理したり、締め切りを守ったりするのに役立ちます。

用途に合わせたツールの選択

このように、メモツールにはそれぞれ特徴があります。

用途に合わせて適切なツールを選ぶことが重要です。

例えば、アイデアを整理したい場合はマインドマップツール、タスク管理をしたい場合はタスク管理ツールなど、目的に合ったツールを選びましょう。

メリット・デメリットを比較

それぞれのツールのメリット・デメリットを比較することも重要です。

例えば、エクセルは多機能ですが、操作が複雑な面もあります。

メモ帳はシンプルで使いやすいですが、機能が限られています。

それぞれのツールの特徴を理解した上で、自分に合ったツールを選びましょう。

メモ効率を爆上げ!最新AIツールを活用しよう

近年、AI技術を活用したメモツールが登場し、注目を集めています。

これらのツールを使えば、これまで以上に効率的にメモを取ることが可能になります。

ChatGPTを活用したメモ作成

ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模言語モデルです。

自然な文章を生成することができるため、メモの作成に役立ちます。

例えば、会議の議事録を作成する場合、ChatGPTに音声データを入力することで、自動的にテキスト化することができます。

また、ChatGPTはアイデアの生成にも役立ちます。

例えば、「新しいビジネスアイデアを10個提案して」とChatGPTに指示することで、斬新なアイデアを得られるかもしれません。

文章要約、翻訳機能

AIツールには、文章要約や翻訳機能が搭載されているものもあります。

これらの機能を活用することで、メモの整理や情報収集を効率化できます。

例えば、長い文章を要約することで、重要なポイントを素早く把握することができます。

また、外国語の資料を翻訳することで、言葉の壁を感じることなく情報収集ができます。

音声入力ツール

音声入力ツールを使えば、話した言葉をテキストに変換してメモを取ることができます。

キーボード入力よりも速くメモを取ることができるため、時間の節約になります。

当サイトからのひと言

音声入力ツールは、会議や移動中など、キーボードが使えない場面で特に便利です。

また、手でメモを取るのが苦手な方にもおすすめです。

まとめ

この記事では、エクセルでメモ帳を作る方法から、エクセルを超える便利なメモアプリまでご紹介しました。

ぜひこの記事を参考に、自分に合ったメモツールを見つけて、業務効率化に役立ててください。

今回ご紹介したメモツール以外にも、さまざまなツールがあります。ぜひ色々なツールを試して、自分にぴったりのものを見つけてください。