「Dropboxの容量が足りなくなってきた…」
「そろそろ有料プランに加入しようかな…」
もしもこのように考えられている場合は、課金をする前にいったん知っておくべきことがあります。
この記事では、Dropboxの無料プランと有料プランの違い、有料プランのメリット・デメリット、そしておすすめのクラウドストレージサービスを徹底解説します。
本当にDropboxの有料プランが必要なのか、それとも他の選択肢の方がよいのか、この記事を読めば、きっと答えが見つかるはずです。
ちなみに、私個人は以前1年間だけDropboxに課金しましたが、現在は使用していません。
Dropboxの無料プランと有料プラン、何が違う?
Dropboxの利用を検討する際に、まず気になるのは無料プランと有料プランの違いではないでしょうか? ここでは、それぞれのプランで何ができて、何ができないのか、料金と合わせて詳しく解説していきます。
Dropboxの料金プラン一覧
Dropboxには、個人向けとビジネス向けのプランがあります。
個人向け
- Basic (無料):2GB
- Plus: 2TB (月額1,200円 または 年間12,000円)
- Professional: 3TB (月額2,000円 または 年間20,000円)
ビジネス向け
- Standard: 5TB (月額1,500円/ユーザー または 年間18,000円/ユーザー ※3ユーザー以上)
- Advanced: 無制限 (月額2,400円/ユーザー または 年間28,800円/ユーザー ※3ユーザー以上)
- Enterprise: 無制限 (価格は要問い合わせ)
無料プラン(Basic)でできること
無料プランでも、基本的な機能は利用できます。
- ファイルの保存・共有
- デバイス間での同期
- ファイルのバージョン管理(30日間)
有料プランにアップグレードするメリット
有料プランにアップグレードすると、無料プランでは利用できない多くのメリットがあり、より快適にDropboxを使うことができます。
- 容量増加:有料プランにアップグレードで容量増加
- ファイル復元:有料プランで180日間までファイル復元可能
- パスワード保護
- スマート同期:パソコンの容量を圧迫せず、すべてのファイルにアクセス可能
- オフラインアクセス
- その他オプション:プランによって利用可能な機能は異なる
Dropbox有料プラン vs その他の有料ストレージ|課金するならがお得?
Dropboxの有料プランに加入する前に、他のクラウドストレージサービスと比較検討することをおすすめします。
今回は、Dropboxの代替として人気が高い pCloud、Box、Google Drive の3サービスと比較します。
項目 |
Dropbox Plus |
Dropbox Professional |
pCloud Premium Plus 2TB |
Box Personal Pro |
Google Drive 2TB |
料金(月額) |
約1,200円 |
約2,000円 |
– |
約1,200円 |
1,300円 |
料金(年間) |
約12,000円 |
約20,000円 |
99.99ユーロ(約14,000円) |
約14,400円 |
15,600円 |
ライフタイムプラン |
なし |
なし |
399ユーロ(約56,000円) |
なし |
なし |
容量 |
2TB |
3TB |
2TB |
5TB |
2TB |
セキュリティ対策 |
標準的 |
標準的 |
強固 (クライアントサイド暗号化、ゼロ知識証明) |
強固 |
標準的 |
ファイル共有 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
バージョン管理 |
180日間 |
180日間 |
無制限 |
無制限 |
30日間 / 100リビジョンまで |
オンライン編集 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
特徴 |
シンプルな操作性 |
大容量ファイル転送、スマート同期 |
ライフタイムプラン、強固なセキュリティ |
高度なセキュリティと管理機能 |
Google Workspaceとの連携 |
GeminiユーザーならGoogle Driveがおすすめ!
Geminiは、Googleが開発した次世代のAIモデルです。
GeminiはGoogle Workspaceに統合されているため、Google Workspaceを利用しているユーザーは、Geminiをシームレスに活用できます。
Google WorkspaceにはGoogle Driveのストレージも含まれているため、Geminiで作成した文章や画像をGoogle Driveに直接保存したり、Google Driveに保存したファイルをGeminiで利用したりすることができます。
そのため、Geminiユーザーの方は、あえてストレージを登録しなくても問題ないでしょう。
長期的に利用するなら、pCloudのライフタイムプランがお得!
pCloudのライフタイムプランは、一度購入すれば永続的に利用できるため、長期的に見るとDropboxよりもコストを抑えられます。
また、pCloudはセキュリティ対策もDropboxより強固なので、安心して利用できます。
高度なセキュリティを求めるなら、Boxも選択肢に!
Boxは、企業向けのセキュアなクラウドストレージサービスです。
個人向けプランもありますが、高度なセキュリティ対策と管理機能が充実しているため、セキュリティを重視するユーザーにおすすめです。
pCloudなら、Dropboxのデメリットを解消できる!
数あるクラウドストレージサービスの中でも、pCloud はDropboxの代替として特におすすめです。
なぜなら、pCloudはDropboxのデメリットを解消し、さらに多くのメリットを提供してくれるからです。
ライフタイムプランでコスト削減!
pCloudの最大の特徴は、ライフタイムプランです。
これは、一度購入すれば永続的に利用できるプランです。
Dropboxにはライフタイムプランがないため、pCloudの方が長期的に見るとお得になります。
強固なセキュリティ対策で安心!
pCloudは、クライアントサイド暗号化、ゼロ知識証明など、Dropboxより強固なセキュリティ対策を備えています。
そのため、セキュリティを重視するユーザーでも安心して利用できます。
ローカルストレージのように使用できる
pCloudには、「pCloud Drive」という機能があります。 これは、pCloudのクラウドストレージを、あたかもパソコンのローカルドライブのように扱える機能です。
pCloud Driveを利用すると、パソコンのファイルエクスプローラーに、pCloud Driveという仮想ドライブが作成されます。 この仮想ドライブにファイルをドラッグ&ドロップするだけで、pCloudのクラウドストレージにファイルがアップロードされます。
また、pCloud Drive上のファイルは、通常のローカルファイルと同様に、開いたり、編集したり、削除したりすることができます。
あくまでもクラウド上にあるので、PCの内部ストレージ容量を圧迫することなく、安全かつスピーディーにデータを利用できます。
しかも、オフラインで使用できるようにあらかじめ設定しておけば、インターネットに接続できない環境でも利用できます。
大容量プランで、容量不足の心配なし!
pCloudは、最大10TBの大容量プランを提供しています。
Dropboxの最大容量は3TBなので、pCloudの方が多くのファイルを保存できます。
メディア再生機能など、便利な機能が満載!
pCloudには、クラウド上で音楽や動画を再生できるメディア再生機能など、Dropboxにはない便利な機能が多数搭載されています。
DropboxからpCloudへの移行も簡単!
DropboxからpCloudへの移行は、非常に簡単です。
pCloudのアプリをインストールし、Dropboxアカウントと連携するだけで、ファイルを自動的に移行できます。
詳しい手順は、pCloudのウェブサイトで確認できます。
まとめ|Dropboxの課金前に、他の選択肢も検討してみよう!
この記事では、Dropboxの有料プランに加入する前に知っておくべきこととして、無料プランとの違い、有料プランのメリット・デメリット、そしてDropboxの代替となるおすすめのクラウドストレージサービスをご紹介しました。
Dropboxの有料プランは、容量の増加やファイルの復元機能など、便利な機能が多数利用できます。 しかし、料金が高い、セキュリティ対策が標準的など、デメリットもあります。
Dropboxの有料プランに加入する前に、pCloudを含む他のクラウドストレージサービスも検討してみてはいかがでしょうか?
それぞれのサービスのメリット・デメリットを比較し、あなたのニーズに合ったサービスを選んでください。