「pCloud やめとけ」って本当?
そんな噂を耳にして、pCloudの利用を迷っていませんか?
確かに、pCloudは完璧なクラウドストレージサービスではありません。価格設定や操作性など、気になる点があるのも事実です。
しかし、pCloudには買い切りプランや強固なセキュリティ対策など、他のサービスにはない魅力もたくさんあります。
この記事では、pCloudのメリット・デメリットを徹底的に検証し、2024年最新の情報をお届けします。
「pCloudって実際どうなの?」「他のクラウドストレージと比べて何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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pCloud やめとけ と言われるのはなぜ?デメリットを徹底検証!
pCloudは魅力的なクラウドストレージサービスですが、「やめとけ」という声も耳にすることがあります。
一体なぜそのような意見が出てしまうのでしょうか?
ここでは、pCloudのデメリットとして挙げられる点を詳しく見ていきましょう。
pCloudのデメリット1:価格設定
pCloudのデメリットとしてまず挙げられるのは、価格設定です。
-
買い切りプラン購入にはまとまった費用がかかる
pCloudの最大の特徴である買い切りプランですが、まとまった初期費用がかかります。
他のストレージサービスの大半はほとんどサブスク型なので、初期費用を比較すると割高な印象を受ける方もいるでしょう。
特に大容量プランになると、初期費用がかなり高くなります。
-
オプション機能は別料金
暗号化サービスであるpCloud Cryptoやパスワード管理ツールのpCloud Saveなどの便利なオプション機能は、別料金で購入する必要があります。
必要な機能をすべて揃えようとすると、さらに費用がかさんでしまう可能性があります。
pCloudのデメリット2:操作性・UI
pCloudの操作性やUI(ユーザーインターフェース)に関する意見も、賛否両論あります。
デスクトップアプリの使い勝手
一部のユーザーからは、デスクトップアプリの使い勝手が悪いという意見が出ています。
ネガティブな意見が挙がっている箇所の具体例は、大量ファイルを同期する際の速度・共有リンクの作成方法・共有権限の設定方法・デスクトップアプリのデザインなどについてです。
特に、ファイルの同期や共有に関する操作に不満を持つ声が多いようです。
モバイルアプリの機能制限
モバイルアプリでは、デスクトップアプリで利用できる機能の一部が制限されています。
使用できない機能は、以下のとおりです。
- pCloud Driveの利用
- ファイルの共有設定
- ファイルの暗号化(pCloud Crypto)
- ファイルのバージョン管理
そのため、モバイルアプリでpCloudをメインで利用したいと考えている方は注意が必要です。
pCloudのデメリット3:サポート体制
pCloudのサポート体制も、改善の余地があるといわれることがありあす。
pCloudの公式ウェブサイトやヘルプページは日本語化されていますが、日本語でのサポート対応は限定的です。
日本語で問い合わせても、英語で返信される場合があります。
pCloudのサポートに問い合わせても、返信が遅いという声も聞かれます。
すぐに問題を解決したいと考えている方にとっては、ストレスに感じるかもしれません。
pCloudのデメリット4:無料プランの容量が少ない
pCloudの無料プランは、登録直後は2GBのストレージ容量しか提供されません。これは、他の主要なクラウドストレージサービスと比較すると少ないと言えます。
- Google Drive:15GB
- OneDrive: 5GB
- Dropbox: 2GB
上記のように、pCloudよりも多くの容量を無料で提供しているサービスが多いです。
ただし、pCloudの無料プランは、いくつかの簡単なタスクを完了することで、最大10GBまで容量を増やすことができます。
pCloudの評判・口コミは? 実際のユーザーの声を検証
pCloudのメリット・デメリットを理解した上で、実際のユーザーの声も確認しておきましょう。
ここでは、pCloudの良い評判と悪い評判の両方をご紹介します。
pCloudの良い評判・口コミ
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買い切りプランが魅力 「買い切りプランがあるのはpCloudだけ! 一度購入すれば、ずっと使い続けられるので安心です。」(30代男性)
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セキュリティ対策が充実している 「クライアントサイド暗号化など、セキュリティ対策が充実しているので、安心して大切なファイルを預けられます。」(20代女性)
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大容量プランが便利 「10TBの大容量プランがあるので、写真や動画をたくさん保存しても容量不足の心配がありません。」(40代男性)
pCloudの悪い評判・口コミ
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デスクトップアプリの操作性が悪い 「デスクトップアプリのUIが分かりにくく、ファイルの同期に時間がかかることがあります。」(20代男性)
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サポート体制が不十分 「日本語で問い合わせても、英語で返信が来たり、対応が遅かったりすることがあります。」(30代女性)
pCloud やめとけ って本当?サービスの基本情報をおさらい
「pCloud やめとけ」という意見がある一方で、多くのユーザーがpCloudを利用しています。
pCloudがどのようなサービスなのか、基本情報をおさらいしておきましょう。
pCloudの特徴・機能
pCloudは、スイスに本社を置くpCloud AGが提供するクラウドストレージサービスです。
主な特徴・機能は以下のとおりです。
- ファイルの保存・共有
- ファイルのバージョン管理
- セキュリティ対策(クライアントサイド暗号化、ゼロ知識証明など)
- メディア再生機能
- 他のユーザーとのファイル共有・共同編集機能
※pCloudの詳細については、[こちらの記事]([無効な URL を削除しました]。
pCloudの料金プラン
pCloudには、無料プランと有料プランがあります。有料プランは、月額・年間・買い切りの3種類から選択できます。
プラン |
容量 |
月額 |
年間 |
買い切り |
機能 |
Premium 500GB |
500GB |
¥700 |
¥6,720 |
¥25,000 |
ファイルのバージョン管理、メディア再生機能、最大5ユーザーとの共有フォルダ |
Premium Plus 2TB |
2TB |
¥1,400 |
¥13,440 |
¥50,000 |
Premium 500GBの機能に加え、最大10ユーザーとの共有フォルダ |
Custom Plan 10TB |
10TB |
– |
– |
¥162,500 |
Premium Plus 2TBの機能に加え、さらに大容量 |
※価格はすべて税込です。
pCloudのメリット:他社サービスと比べて優れている点
pCloudには、他のクラウドストレージサービスにはないメリットがあります。
買い切りプランがある
pCloudの最大のメリットは、買い切りプランがあることです。
一度購入すれば、永続的にpCloudを利用できます。
毎月の料金を気にせずに、安心して大容量のファイルを保存したい方におすすめです。
高度なセキュリティ対策
pCloudは、クライアントサイド暗号化やゼロ知識証明など、高度なセキュリティ対策を導入しており、ユーザーのデータを強力に保護することに重点を置いています。
- クライアントサイド暗号化
pCloud Cryptoというオプション機能を利用することで、ファイルを暗号化して保存できます。
クライアントサイド暗号化とは、ファイルを自分のデバイス上で暗号化してからクラウドにアップロードする仕組みです。
つまり、暗号化と復号に必要な鍵はユーザーだけが保有し、pCloudのサーバー側には保管されません。
- ゼロ知識証明
pCloudは、ゼロ知識証明を採用しています。これは、pCloudの運営側であっても、ユーザーのファイル内容にアクセスできないことを意味します。ユーザーのデータは、ユーザーだけがアクセスできる状態で保管されます。
pCloudの公式ウェブサイト(https://www.pcloud.com/ja/features/encryption.html)でも、「pCloud Encryption は、データ暗号化の最もシンプルで安全な方法です。pCloud独自のクライアント側暗号化機能により、ユーザのファイルはあらゆる不正アクセスから安全に隠ぺいされます。」と説明されています。
つまり、pCloudの運営側であっても、ユーザーの情報にはアクセスできないということです。
- TLS/SSL暗号化
pCloudは、すべての通信をTLS/SSLで暗号化しています。そのため、第三者に通信内容を盗聴されるリスクを最小限に抑えられます。
これは、オンラインバンキングなどでも利用されているセキュリティ技術であり、信頼性の高さが証明されています。
- 2要素認証
pCloudでは、2要素認証を有効にすることで、アカウントのセキュリティをさらに強化できます。
パスワードが漏洩した場合でも、2要素認証を設定していれば、不正アクセスを防ぐことができます。
- サーバーの所在地
pCloudのサーバーは、ルクセンブルクにあります。ルクセンブルクは、EUのデータ保護規則に準拠しており、データの安全性が高い国として知られています。
EUのGDPR(一般データ保護規則)は、世界で最も厳しい個人情報保護法の一つであり、pCloudのサーバー所在地は、データの安全性に対するpCloudの取り組みを示しています。
大容量プラン
pCloudは、最大10TBの大容量プランを提供しています。
写真や動画を大量に保存したい方や、ビジネスで利用したい方にもおすすめです。
メディア再生機能
pCloudには、クラウド上で音楽や動画を再生できるメディア再生機能が搭載されています。
スマートフォンやタブレットにファイルをダウンロードしなくても、pCloud上で直接メディアファイルを再生できます。
pCloudと他社クラウドストレージを比較!本当に「やめとけ」?
pCloudを検討する際には、他のクラウドストレージサービスと比較することも重要です。
ここでは、Dropbox、Google Drive、OneDriveとpCloudを比較してみましょう。
Dropbox
Dropbox logo
Dropboxは、世界中で広く利用されているクラウドストレージサービスです。無料プランの容量は2GBと少なめですが、有料プランは比較的リーズナブルな価格設定となっています。ただし、買い切りプランはありません。
Google Drive
Google Drive logo
Google Driveは、Googleが提供するクラウドストレージサービスです。GmailやGoogleフォトなどのGoogleサービスと連携できるのが特徴です。無料プランでは15GBまで利用できます。有料プランは、Google Oneという名称で提供されています。
OneDrive
新しいウィンドウで開くcommons.wikimedia.org
OneDrive logo
OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。Windowsユーザーであれば、OSに標準搭載されているため、手軽に利用できます。Microsoft Officeとの連携もスムーズです。無料プランでは5GBまで利用できます。
pCloudの速度は? 私の使用感を交えて解説
pCloudのファイルの同期速度は、ネットワーク環境やファイルサイズによって異なります。私の場合、光回線を利用している環境では、大きなファイルでも比較的スムーズに同期できました。
速度テストの結果
私の環境(光回線、Windows PC)で、1GBのファイルをアップロード・ダウンロードした際の速度を計測しました。
動作 |
速度 |
アップロード |
12.5 MB/秒 |
ダウンロード |
20.1 MB/秒 |
※ 速度テストの結果は、あくまでも参考値です。実際の速度は、ネットワーク環境やサーバーの負荷状況などによって異なります。
速度に影響する要因
pCloudの速度に影響を与える可能性のある要因としては、以下のようなものが考えられます。
-
インターネット回線: 光回線、ADSL、モバイル回線など、回線種別によって速度は大きく変わります。
-
Wi-Fi環境: Wi-Fiルーターの性能や、ルーターとの距離、電波干渉なども速度に影響します。
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ファイルサイズ: ファイルサイズが大きいほど、アップロード・ダウンロードに時間がかかります。
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サーバーの負荷状況: pCloudのサーバーが混雑している時間帯は、速度が低下する可能性があります。
-
同時接続しているユーザー数: 多くのユーザーが同時にpCloudにアクセスしている場合、速度が遅くなることがあります。
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使用しているデバイスの性能: パソコンやスマートフォンの性能によっても、速度は変わります。
-
セキュリティソフト: セキュリティソフトの設定によっては、pCloudの通信速度が制限される場合があります。
-
ファイアウォール: ファイアウォールがpCloudの通信をブロックしている場合は、速度が低下したり、接続できない場合があります。
2年間pCloudを使用してみての感想
私は2年間pCloudを利用していますが、全体的に速度は良好で、大きな不満を感じたことはありません。
特に、デスクトップアプリでファイルを同期する際は、ほとんどストレスを感じません。
ただし、モバイルアプリで動画を再生する際は、高画質の動画だとスムーズに再生できない場合がありました。 そのような場合は、画質を落とすことで改善されます。
pCloudの支払い方法は?
pCloudの支払い方法は、以下の3種類です。
- クレジットカード(VISA、Mastercard、American Expressなど)
- PayPal
- Bitcoin
pCloudのセール情報! ブラックフライデーはいつ?
pCloudでは、定期的にセールが開催されています。
なかでも最も安いのはブラックフライデー期間で、2024年は11月13日~11月30日で実施中です。
ブラックフライデーセール(2024年11月13日~11月30日)
pCloudのブラックフライデーセール情報は以下のとおりです。
全てのプランが半額以下の料金で購入できます。
プラン | 割引価格 | 通常価格 | 割引率 |
---|---|---|---|
1TBライフタイムプラン | 199ドル(約29,850円) | 435ドル(約65,250円) | 54% OFF |
2TBライフタイムプラン | 279ドル(約41,850円) | 599ドル(約89,850円) | 53% OFF |
5TBライフタイムプラン(3-in-1バンドル) | 599ドル(約89,850円) | 1563ドル(約234,450円) | 62% OFF |
10TBライフタイムプラン | 799ドル(約119,850円) | 1890ドル(約283,500円) | 58% OFF |
まとめ|pCloudは「やめとけ」? それとも「あり」?
pCloudは、買い切りプランや高度なセキュリティ対策など、魅力的な特徴を持つクラウドストレージサービスです。
一方で、価格設定や操作性などにデメリットを感じる方もいるかもしれません。
Googleで検索しようとしたときに「pCloud やめとけ」と表示されたのを見て、焦った型もいらっしゃるでしょう。
ただ、私が使用するかぎり、pCloudは質の悪いサービスではありません。
むしろ、2年以上使用して、私は大満足しています。
pCloudに限らず実際にサービスや製品がよいか悪いかは使い方や目的によって大きくされるため、本記事を参考にしながらぜひ参考にしていただけたら幸いです。