Dropboxとは？デメリットをチェックする前に基本情報をおさらい

ドロップボックスのデメリットについて解説する前に基本機能や料金について確認しておきましょう。

個人的にはデメリットを感じましたが、それでも世界を代表するストレージサービスであることは間違いありません。

Dropboxの特徴・機能

Dropboxは、アメリカのDropbox, Inc.が提供するクラウドストレージサービスです。

2007年のサービス開始以来、世界中で多くのユーザーに利用されており、個人利用からビジネス利用まで幅広く対応しています。

主な特徴・機能は以下の通りです。

• ファイルの保存・共有:共有：写真・動画・ドキュメントなどあらゆる種類のファイルの保存や共有が可能
• ファイルのバージョン管理：過去のファイルバージョンを保存し、必要に応じて復元が可能。誤ってファイルを削除したり上書き保存した場合でも安心
• オンラインでのファイル編集：Microsoft Office Onlineと連携し、Dropbox上に保存したWord、Excel、PowerPointファイルをオンラインで編集可能
• セキュリティ対策：SSL/TLS通信の暗号化や二要素認証など、セキュリティ対策も充実

Dropboxの料金プラン

Dropboxは、無料プランと有料プランを提供しています。

• 無料プラン: 2GBのストレージ容量が無料で利用できます。
• 有料プラン: 個人向けプランとビジネス向けプランがあります。ストレージ容量は2TB、3TB、5TBから選択できます。

各プランの詳細な容量、機能、価格については、公式サイトで確認することをおすすめします。

Dropboxのデメリット：知っておきたい注意点

Dropboxは、多くのユーザーに支持されているクラウドストレージサービスですが、いくつか注意しておきたい点もあります。

価格設定

ドロップボックスの使用を検討されるうえで、大半の方が一番ネックになるのが、価格の面でしょう。

• 容量：無料プランは2GBと少なめ。写真や動画を多く保存する場合は容量不足になる恐れもある
• 価格：大容量プランは他社サービスと比較して高額。買い切りプランがないため、継続利用のコストがかさむ

特に長期的に使用を続ける場合の料金がポイントになると考えられます。

操作性・UI

誰にとっても使用しやすい操作性やUIが逆にネックになることも考えられます。

• 機能：シンプルだが、機能は少なめ。ファイルのタグ付けやOCR機能などはなし
• カスタマイズ性：インターフェースのカスタマイズ性が低い

ファイルの同規則どこが遅い場合がある

大容量の動画ファイルをアップロードする際には、数時間かかることがあります。

原因としてはDropboxのサーバーが海外にあり、物理的な距離による影響も考えられます。

また、ドロップボックスの利用時に限りませんが、以下の影響も注意しておかなくてはなりません。

• PCのスペック
• ファイルの種類やサイズ
• インターネットの通信環境

セキュリティ

Dropboxは、SSL/TLS通信の暗号化や二要素認証など、基本的なセキュリティ対策は施されています。

しかし、クライアントサイド暗号化のような、より強固なセキュリティ対策は提供されていません。

日本語でのサポート体制

Dropboxはグローバルに展開しているサービスのため、日本語サポートは限定的です。

具体的には、ヘルプセンターの記事やFAQは日本語化されていますが、電話やメールでのサポートは英語のみです。

そのため、英語が苦手なユーザーにとっては、問題解決に時間がかかったり、解決できなかったりする可能性があります。

例えば、Dropboxの操作方法で分からないことがあったり、トラブルが発生した場合、ヘルプセンターで解決策が見つからなければ、英語で問い合わせる必要があります。

また、問い合わせに対する返信も英語で届くため、内容を理解するのに苦労するかもしれません。

さらに、時差の関係で、返信に時間がかかる場合もあります。

それほど高度な英語力が求められることはなく、翻訳サイトを使用してやり取りしても十分にコミュニケーションは可能ですが、不安を感じる方は慎重に検討しましょう。

Dropboxのメリット：他社サービスと比べて優れている点

Dropboxには、以下のようなメリットがあります。

豊富な連携サービス

Dropboxは、Google Workspace、Microsoft Office、Slack、Zoomなど、多くのサービスと連携できます。 そのため、Dropboxを業務の中心に据え、様々なツールと連携させることで、業務効率を向上させることができます。

例えば、DropboxとGoogle Workspaceを連携させれば、Dropbox上に保存したファイルをGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドで直接編集できます。

シンプルな操作性

Dropboxは、インターフェースがシンプルで分かりやすいため、初心者でも直感的に操作できます。 ドラッグ＆ドロップでファイルをアップロードしたり、共有フォルダを作成したりするのも簡単です。

高い知名度と信頼性

Dropboxは、世界中で利用されているクラウドストレージサービスです。 長年の実績と高い知名度があり、信頼性も高いと言えるでしょう。

Dropboxの評判・口コミは？ ユーザーの声を検証

Dropboxの評判・口コミを、良い評判と悪い評判に分けてご紹介します。

良い評判

• シンプルで使いやすい: 「操作が簡単で分かりやすい」「パソコンに詳しくなくても使える」といった声が多数見られます。
• 多くのサービスと連携できる: 「Google WorkspaceやMicrosoft Officeと連携できるのが便利」「様々なサービスと連携できるので、業務効率が上がった」といった声が聞かれます。

悪い評判

• 無料プランの容量が少ない: 「無料プランの容量が少なすぎる」「すぐに容量がいっぱいになってしまう」といった意見が多く見られます。
• 価格が高い: 「他のクラウドストレージサービスと比べて価格が高い」「大容量プランは特に高額」といった声が挙がっています。

Dropboxと他社クラウドストレージを比較！ pCloud がおすすめな理由

Dropboxと、他の主要なクラウドストレージサービスを比較してみましょう。

Google Drive

Googleアカウントがあれば誰でも利用できるクラウドストレージサービスです。Google Workspaceとの連携がスムーズで、オフィススイートとの親和性が高いのが特徴です。 ただし、無料プランの容量は15GBとDropboxより多いものの、セキュリティ面ではDropboxの方が優位です。

OneDrive

Microsoftアカウントがあれば利用できるクラウドストレージサービスです。Windowsとの親和性が高く、Office Onlineとの連携もスムーズです。 しかし、無料プランの容量は5GBとDropboxより少なく、価格も高めです。

iCloud

Appleユーザー向けのクラウドストレージサービスです。Appleデバイスとの連携がスムーズで、写真や動画のバックアップに便利です。 ただし、WindowsやAndroidとの互換性が低く、Appleユーザー以外には使いにくいのがデメリットです。

pCloud：Dropboxのデメリットを克服！

Dropboxのデメリットを克服できるクラウドストレージとして、pCloudがおすすめです。

• 買い切りプランがある: Dropboxにはない買い切りプランがあるため、長期的に見るとコストを抑えることができます。
• セキュリティ対策が充実している: クライアントサイド暗号化「pCloud Crypto」を採用しており、Dropboxよりもセキュリティ対策が充実しています。
• 大容量プランがお得: pCloudは、最大10TBの大容量プランを提供しており、Dropboxよりも大容量プランがお得です。

まとめ｜Dropboxは本当に最適？ ニーズに合った選択を

Dropboxは、シンプルで使いやすく、多くのサービスと連携できるクラウドストレージサービスです。 しかし、無料プランの容量が少ない、価格が高いといったデメリットもあります。

Dropboxがあなたにとって最適な選択かどうかは、ニーズや重視するポイントによって異なります。

この記事で紹介した情報や、他のクラウドストレージサービスとの比較を参考に、最適なクラウドストレージサービスを選択してください。