Notionを2年半使って、最終的に離脱した私の話から始めさせてください。
会社員時代からフリーランスに転向したあとも、タスク管理・案件管理・ライター情報管理と用途を変えながらNotionを使い続けました。2024年には2か月だけAIプランも試しました。それでも2025年、ついにデータベースを閉じる決断をしました。理由は「Notionが悪い」ではなく、フリーランス在宅ワーク歴9年の私の働き方に、Notionの強みがもう刺さらなくなったからです。
この記事では、代替ツールとして現在メインで使っているAmplenote・Obsidian・Googleドキュメントの実運用レポートと、半年で移行したHeptabaseの保留判断まで、体験ベースで紹介します。「Notionが合わなかった自分は、次にどれを選べばいいのか」——その判断軸が、読み終わる頃に見えてくるはずです。
この記事の結論
Notionを続けるべき人は「多人数でデータベースを共同編集するチーム」、乗り換えるべき人は「個人で使っていて下準備の多さや動作の重さが気になる人」、どちらでもない人は「現状維持で問題ない」。
- 個人・フリーランスなら、データベース機能を捨てて「書く・考える・共有する」を分けたほうが速い
- 現在私が使っている3ツールはAmplenote(書く)・Obsidian(考える)・Googleドキュメント(共有)
- Heptabaseは半年使って移行、Notionは2年半使って離脱——どちらも保留理由を本文で公開します
Notion代替を検討すべき4つの判断軸

代替ツールを探すとき、まず「どの軸で選ぶか」を決めないと、機能の多さに惑わされて結局また合わないツールに乗り換えるだけになります。判断軸は「用途の粒度」「下準備コスト」「個人か複数人か」「データの持ち方」の4つに集約できるというのが、私がNotionを含めて複数のツールを渡り歩いた末の結論です。
以下の4軸を順に自分に当てはめていけば、代替ツールの候補は自然と2〜3個に絞り込めます。
判断軸1:管理したい情報の「粒度」が大きいか小さいか
Notionのデータベースは、プロジェクト単位・案件単位のような粒度の大きい情報を複数人で共有する前提で設計されています。一方、個人のメモや日々のアイデア、読書メモのような粒度の小さい情報は、データベースに入れると逆に重たくなります。
私がNotionでタスク管理を離脱した最大の理由がこれでした。タスクは「思いついた瞬間に30秒で書き留めたい」情報なのに、Notionだと新規ページを開いてプロパティを選んで……と下準備が発生する。粒度とツールの相性がずれていたのです。
判断軸2:下準備(テンプレ設定・プロパティ設計)に耐えられるか
データベース型ツールは、最初にテンプレートやプロパティを設計する時間が必ず発生します。この下準備を「楽しい」と感じる人と「面倒」と感じる人で、評価は真っ二つに分かれます。
会社員時代の私は、チーム全体の業務フローを設計する立場だったのでこの下準備を厭わなかった。でもフリーランスになった瞬間、1人で使う情報管理に同じ設計コストをかけるのは明らかに過剰投資でした。下準備を「楽しめる人」はNotion継続、「面倒」と感じ始めた人は乗り換えのサインです。
判断軸3:複数人で編集するか、個人で完結するか
Notionの本当の強みは、リアルタイム共同編集とデータベースの組み合わせです。複数人が同じDBを編集して、進捗が自動で集計される——この体験をチームで味わえるツールはNotion以外に少ない。
逆に、個人で完結する作業しかしないなら、この強みは一度も発動しません。私自身、フリーランスになった瞬間に共同編集の機会が消え、Notionで使っていた機能の8割が「私には不要」になりました。クライアントとの共有が必要な場面では、別途Googleドキュメントで十分でした。
判断軸4:データをクラウドに預けるか、手元に残すか
Notionはクラウド前提のサービスで、データは全てNotion社のサーバーに保存されます。利便性は高いですが、サービス終了や価格改定のリスクは受け入れるしかありません。
一方、Obsidianのようにローカルファイル(Markdown)でデータを持つツールは、ツールが消えてもデータは手元に残ります。私がObsidianをナレッジ管理のメインに据えた決め手はここでした。長期保存したい情報ほど、データの持ち方を意識して選ぶ価値があります。
粒度が小さい情報が多い・下準備を面倒に感じる・個人作業中心・データを手元に残したい——このうち2つ以上当てはまるなら、Notionから乗り換える価値は十分あります。逆に全て逆の場合、Notionを使い続けるのが最適解です。
私が実際に使っている3ツールと保留にした2ツール

Notionを離脱したあと、私の情報管理はAmplenote・Obsidian・Googleドキュメントの3ツール体制に落ち着きました。同時に、半年使って移行したHeptabase、2年半使って離脱したNotion自身を「保留ツール」として記録しています。採用した3つと保留した2つを並べることで、自分がどのタイプに当てはまるかが見えるはずです。
ここからは各ツールを、導入時期・料金・使い方・想定外だったこと・今の判断の順で書いていきます。「おすすめ記事」ではなく「運用日誌」に近い読み心地を目指しました。
Amplenote(採用・メインツール/2022年〜現在・約4年)
Wordからの移行先として2022年に導入してから約4年、Proプラン月額$5.84(年払い)で1,000以上のドキュメントを蓄積している私のメインツールです。
Wordで30分かけていたレイアウト調整が、マークダウン入力でゼロ秒になりました。
想定外だったのは、文書作成ツールとして導入したのにタスク管理とスケジュール管理まで1つのアプリで完結したこと。
Notionのデータベースで毎回プロパティを設計していた労力を考えると、「タスクの下にメモを書いて、そのままカレンダーに紐づく」Amplenoteの作りは、明らかに設計思想がシンプルな方向に倒れていました。
画像やExcelの表もそのまま貼りつけられるので、クライアントへの納品前の原稿はほぼすべてAmplenote上で書き、最終整形だけWordやGoogleドキュメントに流す運用に落ち着いています。
1,000以上のドキュメントを蓄積しても動作が重くならず、月額$5.84(年払い)はNotionビジネスプラン$18/月の3分の1以下。詳細はAmplenoteの活用ガイドにまとめています。
Obsidian(採用・ナレッジ管理ツール/現在も継続利用中)
Obsidianはリサーチノートの蓄積とアイデア整理に特化させている「考えるためのツール」です。個人利用は無料、データは自分のPC内にMarkdownファイルとして保存されます。
Amplenoteが「書くためのツール」なら、Obsidianは「考えるためのツール」という分け方がいちばん近い。Amplenoteでは原稿やタスクなど完成形を目指す情報を扱い、Obsidianでは記事のリサーチメモや引用、ふと浮かんだアイデアなど「つながりを見つけたい情報」を扱っています。
導入の決め手はローカルファイル保存であることでした。Notionで感じていた「サービスが終わったらどうしよう」という漠然とした不安が、手元にMarkdownファイルが残る安心感で解消されました。想定外だったのは、ノート同士のリンクを張っていくうちに「書いた瞬間には気づかなかった情報のつながり」が後から浮かび上がってくる体験があることです。Notionのデータベースでは既に分類された情報を引き出せても、思いがけないつながりを発見することはほとんどありませんでした。
ストレージはpCloudと併用。Vaultフォルダごとクラウドにバックアップする運用で、「手元に残る安心感」と「PCトラブル対策」を両立させています。
Googleドキュメント(採用・共有専用ツール/現在も継続利用中)
Googleドキュメントは、クライアントとの共同作業専用ツールとして現在も使い続けています。無料プランのまま、役割を「共有」の一点に絞り込むことで、AmplenoteやObsidianと競合させずに使い分けています。
Amplenoteでローカル重視、Obsidianでローカルファイル保存を選んでおきながら、共有用だけはあえてクラウド前提のツールを選んでいる——これは矛盾ではなく意図的な使い分けです。クライアントとのリアルタイム共同編集とWord形式エクスポートが同時に満たせるツールは、Googleドキュメント以外にほぼないからです。
Wordで経験した「保存したつもりができていなかった」問題が、Googleドキュメントでは原理的に発生しません。編集した瞬間にクラウドに反映されるため、クライアント側で「最新版はどれですか?」という確認作業も消えました。個人作業用ツールとはきっぱり切り分け、「クライアント共有が発生した瞬間だけ開くツール」として位置づけています。
Heptabase(保留・半年使って移行/2024年〜2025年)
Heptabaseは2024年から約半年、月額$11.99で使ったあと、AmplenoteとObsidianに移行したツールです。
マインドマップ専用アプリは何度試しても数日で挫折する私が、半年継続できた唯一のビジュアライズツールでした。
継続できた理由は明確で、「ノートを書く」という日常動作の延長でマインドマップ的な思考整理ができたからです。講師業でSEOの全体像を説明するときは想定以上に生徒から「わかりやすい」と言われ、20名のライター評価管理では1カード=1名で俯瞰できる見やすさが武器になりました。
それでも移行した理由は1つ、カード同士の紐づけが手作業だったこと。情報が増えるほど手動更新の負担が重くなり、更新を忘れると情報が古くなって、改めて更新する気力も湧かない——この悪循環に気づいた時点で、自動バックリンクを持つObsidianへの移行を決めました。
「入り口」としては優秀でも、「管理」フェーズまで求めるなら別のツールがいい。これが半年間の結論です。思考整理そのものが続かない方はマインドマップが役に立たない理由の記事も参考になります。
Notion(保留・2年半使って離脱/2023年〜2025年)
私自身が最も長く使って、最終的に離脱したのがNotionです。2023年から2025年まで約2年半、会社員時代からフリーランス転向後まで、案件管理・タスク管理・ライターチームメンバーの情報管理と用途を変えながら使い続け、2024年には2か月だけAIプランも試しました。
最も合わなかったのはタスク管理用途です。タスクは「思いついた瞬間に30秒で書き留めたい」情報なのに、Notionだと新規ページを開いてプロパティを選んで……と下準備が毎回発生する。案件管理では複数シートを行き来する導線が煩雑で、データ量が増えるほど動作が重くなっていく感覚がありました。
離脱の決定打はフリーランス転向です。会社員時代は「チーム全体のデータベース設計をする側」だったので下準備を厭わなかった。でもフリーランスになった瞬間、共同編集する相手が消え、Notionで使っていた機能の8割が「私には不要」になりました。組織向けに設計されたツールを、1人で使い続ける意味が消えたのです。
Notion自体が悪いのではなく、「多人数でデータベースを共有するチーム」という設計思想と、フリーランスの働き方がずれた——これが2年半使った末の私の判断です。Notionを使いこなせないと感じている方はNotionが使いにくい原因別の解決策記事もあわせてご覧ください。
Notion代替ツール比較表(2026年4月時点)
ここまでの体験を料金・機能・データ保存方式で一度に見渡せるよう、比較表にまとめました。「採用したから表に載せる」「保留にしたから載せない」ではなく、Notion含めて同じ軸で並べることで、自分の判断軸との相性を確認できるようにしています。
数値はすべて2026年4月時点の公式情報を元に、私自身の運用実感を加えた内容です。
Notionビジネスプラン$18/月(年払い$15/月)でAIを本格利用する場合、年間コストは約180ドル。同じ年間予算で、Amplenote Pro($5.84/月・年払い・約70ドル/年)とHeptabase Pro年払い($8.99/月・約108ドル/年)を両方契約しても、合計178ドルでNotionビジネスとほぼ同額になる。個人利用なら、ツールを分けて契約するほうが役割ごとに最適化できる。
| 項目 | Notion | Amplenote | Obsidian | Googleドキュメント | Heptabase |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料プラン | あり(個人無制限) | Personal(無料・基本機能) | あり(個人利用) | あり(Googleアカウント) | なし(7日間トライアル) |
| 有料プラン(月額) | プラス$10/月 ビジネス$18/月 |
Pro $5.84/月(年払い) | 無料(Sync $4/月・Publish $8/月は任意) | 無料 (Workspace利用時は別途) |
Pro $8.99/月(年払い) $11.99/月(月払い) |
| AI機能 | ビジネスプラン以上に統合(2025年5月改定) | AmpleAI(Gemini/Claude/GPT対応) | プラグインで追加可能 | Gemini連携 | AIクレジット制(Pro 100/月) |
| データ保存方式 | クラウド(Notionサーバー) | クラウド+エンドツーエンド暗号化 | ローカル(Markdown) | クラウド(Googleサーバー) | ローカル+クラウド同期(AWS) |
| マークダウン | 部分対応(独自ブロック優先) | ネイティブ対応 | ネイティブ対応 | 対応なし(エクスポート時のみ) | 対応(エクスポート可) |
| データベース機能 | 強力(本機能の中核) | シンプル(タグ+タスクスコア) | プラグインで追加可能 | なし | ホワイトボード+カード(DB型ではない) |
| リアルタイム共同編集 | 対応 | 対応(Proプラン) | 非対応(Sync利用で複数デバイス同期のみ) | 対応(中核機能) | 対応(チームプラン) |
| オフライン利用 | 限定的 | 対応 | 完全対応(ローカル保存のため) | 拡張機能で対応 | ローカル優先で対応 |
| 著者の立ち位置 | 2年半使い離脱 | 約4年継続・メイン | 継続利用・考えるツール | 継続利用・共有専用 | 半年で移行・保留 |
| 向いている人 | 多人数でDB共同編集するチーム | 書く・タスク・予定を1本化したい個人 | データを手元に残したい・考えを深めたい個人 | クライアント共同編集が発生する人 | 思考整理をビジュアル化したい個人 |
表だけを見ると「Notionが一番多機能に見える」のは事実です。ただし多機能=自分に合う、ではない。私の場合、Notionの強み(多人数DB共同編集)が発動する場面がフリーランス転向で消えたため、表の最後の行「向いている人」から外れ、ほかのツールに分散させる選択をしました。
逆に、チームでDBを編集する場面が日常的にある方は、Notionを続けるのが最も合理的です。表の数字に惑わされず、自分の働き方が「向いている人」の欄のどこに一致するかで判断してください。
Notionからの移行で気をつけたいこと

Notionから別のツールに乗り換えるとき、多くの人が同じ場所でつまずきます。
データベース機能に依存したページ構成のまま移行しようとすると、移行先のツールでほぼ必ず破綻する——これが2年半使った末に離脱した私の結論です。
ここでは、私自身の移行体験と、事前に知っておけば回避できた3つのポイントを共有します。「拍子抜けするほど簡単だったこと」と「想定以上に時間がかかったこと」を両方書きます。
ポイント1:DB構造ごと移行しようとしない
Notionのデータベースは他のツールにほぼ完全な形では移せません。プロパティ・リレーション・ロールアップ・フィルタービュー——このあたりは、Notion独自の設計思想で作られているため、エクスポートしても「プレーンなテーブル」か「ただのページ」にしかなりません。
私の場合、案件管理DBを丸ごと移行しようとして最初に詰まりました。Notionから出力したCSVを開いた瞬間、「これ、単なる表だ」と気づいたのです。リレーションで紐づけていた関連情報はすべて切断されていました。この時点で「DBごと移す」発想を捨て、「使っている情報だけ抜き出して、新しいツールの構造で作り直す」方針に切り替えました。
結果的に、移行でいちばん時間がかかったのは「データ移行作業」ではなく「どの情報が本当に必要か」を選別する作業でした。DBの中の8割は過去の参照情報で、そのまま捨てても困らないものだったことに、整理しながら気づいていきました。
ポイント2:用途ごとにツールを分ける
Notionを1本で使っていた人ほど、移行先も「1本で全部やる」ツールを探しがちですが、これが次の失敗の入り口になります。Notionで1本化できていたのはデータベースという共通基盤があったからで、別ツールで同じ統合を目指すと機能不足か過剰が必ず発生します。
私は移行時点で「書く・考える・共有する」の3つに役割を分解しました。書く作業はAmplenote、考える作業はObsidian、クライアント共有はGoogleドキュメント——こうして分けた瞬間、それぞれのツールが得意分野だけをやればよくなり、使い方もシンプルになりました。
3本に分けるのが多すぎると感じる方は、まず「自分一人で完結する作業」と「他人と共有する作業」の2つに分けるだけでも楽になります。私の経験では、この2分割がいちばんストレスなく始められる区切り方です。
ポイント3:移行はコピー&ペーストで十分
想定外に拍子抜けしたのは、移行作業そのものはほぼコピー&ペーストで完結したことです。Notionのページ本文をコピーして、AmplenoteやObsidianに貼りつけると、マークダウン記法が比較的きれいに引き継がれます。
事前に「専用ツールを探さないと」「エクスポート・インポートを研究しないと」と身構えていたのですが、実際にはNotionのページ数個をコピペで試して、うまく移行できるかを確認するのが最短でした。私は最終的に、本当に使う情報だけを手動で貼り直しました。機械的に全部移すより、手を動かしながら「これはもう要らない」と判断していくほうが、結果的に早く終わります。
ストレージ運用を含めた長期的なデータ管理を設計したい方は、クラウドストレージの選び方記事も合わせて参考にしてください。ツール単体ではなく、データの置き場所も含めて考えると、移行後の不安がさらに減ります。
まず使っている情報を「自分専用」と「共有用」に仕分け、次に自分専用のメイン置き場を1つ決める(Amplenote or Obsidianなど)、最後にコピペで試験移行して問題なければ本格移行。DBごと移すのではなく、情報を選別しながら移すのがコツ。
よくある質問(FAQ)
Notion代替を検討している方からよく聞かれる質問を、体験ベースでまとめました。判断に迷ったときの参考にしてください。
Notionを完全に辞めるべきか、使い続けてもいいか?
多人数でデータベースを共同編集するなら続けるべきで、個人作業が中心なら乗り換えたほうが合理的です。Notionの真価はリアルタイム共同編集とデータベースの組み合わせにあるため、この機能が日常的に発動しない人には過剰なツールになります。私自身、会社員時代は毎日発動していた機能が、フリーランス転向後にほぼ使わなくなりました。使用頻度が低い機能に月額料金を払い続けるより、役割ごとに最適なツールに分散させるほうが、コストも思考の負荷も下がります。
無料で使える代替ツールはどれがおすすめ?
個人利用ならObsidianが最有力で、共有が必要ならGoogleドキュメントを組み合わせるのが最も現実的です。Obsidianは個人利用が無料で、データをローカルのMarkdownファイルとして保存するため、ツールに依存せず長期的にデータを守れます。Googleドキュメントは無料でクライアントとのリアルタイム共同編集が可能で、Word形式エクスポートにも対応しています。この2本の組み合わせなら、月額コストゼロでNotionの主要機能をほぼカバーできます。
Notionで作り込んだデータベースを他ツールにそのまま移せるか?
ほぼ移せません。プロパティ・リレーション・フィルタービューなどのDB機能はNotion独自設計のため、エクスポートしてもプレーンなテーブルかただのページにしかなりません。私は案件管理DBを丸ごと移行しようとして最初に詰まり、最終的に「DBごと移す」発想を捨てました。使っている情報だけを新しいツールの構造で作り直すほうが、結果的に早く移行できます。移行で時間がかかるのはデータ移動作業ではなく、「本当に必要な情報を選別する作業」だと覚悟しておくと楽です。
Amplenoteは日本語で問題なく使える?
問題なく使えます。私は2022年から約4年、Amplenoteに1,000以上のドキュメントを日本語で登録していますが、文字化けや変換の不具合に遭遇したことはありません。日本語でのマークダウン入力、タグによる分類、文書内の単語検索もすべて正常に動作しています。インターフェースの表記は英語のままですが、メニュー項目は限られているため、数日使えば迷うことはなくなります。
NotionとObsidianを併用するのはアリ?
併用はアリで、役割を明確に分けるなら効果的です。Notionを「他人と共有するDB」として残し、Obsidianを「自分だけのナレッジ保管庫」として使うと、両方の強みを活かせます。ただし同じ情報を両方に入れると二重管理になり、更新漏れの温床になります。私が体験ゾーンで「書く・考える・共有する」の3分割を提案しているのも、情報を置く場所を1箇所に確定させる重要性からです。併用する場合は、情報の種類ごとに置き場所を1つに絞るルールを最初に決めておくことを強くすすめます。
EvernoteやHeptabaseからの乗り換え先にもなる?
なります。私自身、Evernoteはサポート体制への不満で離脱し、Heptabaseは半年使ったあとカード紐づけの手動更新コストが重くなって移行しました。いずれのツールから移る場合も、「書く・考える・共有する」の3役割に情報を分類し直すのがいちばん早い整理方法です。Evernote離脱については脱Evernoteの代替ツール記事、マインドマップ系から離れたい場合はマインドマップが役に立たない理由の記事も参考にしてください。
データ移行に失敗してもNotionに戻せるか?
無料プラン・有料プランともに、解約後もデータは一定期間保持されるため戻せます。また、移行途中のNotionアカウントをすぐに削除する必要はありません。私の場合、Amplenoteへの移行作業を2週間ほどかけて行い、その間Notionはそのまま残して動作確認をしながら進めました。「移行完了=Notion削除」と急ぐ必要はなく、新ツールで1か月ほど実運用して問題がないと確信してから、Notion側のデータを整理するほうが精神的にも安全です。
まとめ:自分の働き方に合うツール構成を選ぶ
Notionの代替探しは「最強のツールを見つける」作業ではなく「自分の働き方に合うツール構成を設計する」作業です。1本に統合するか役割ごとに分散させるか——この選択が決まれば、残りは候補の絞り込みでしかありません。私自身は2年半使ったNotionを離脱し、Amplenote(書く)・Obsidian(考える)・Googleドキュメント(共有)の3本体制に落ち着きました。
判断フレーム:3つのタイプ別の選び方
Notionを続けるべき人は「多人数でデータベースを共同編集するチームに所属し、日常的にリアルタイム共同編集が発動する人」。乗り換えるべき人は「個人作業が中心で、下準備の多さや動作の重さを日常的に感じている人」。どちらでもない人は「現在の不満が軽微なら現状維持、重くなったタイミングで再検討」。
- 個人・フリーランスでマークダウン入力を重視するならAmplenote($5.84/月・年払い)
- データを手元に残したい・考えを深めたい個人ならObsidian(個人利用無料)
- クライアントとのリアルタイム共同編集が必要ならGoogleドキュメント(無料)
働き方が変われば最適なツールも変わります。ノートアプリの使い方ガイドで用途別のツール選びを深掘りしているので、次の一歩として参考にしてください。

